Amazon/既刊一覧
オンライン書店bk1/既刊一覧

▼近刊はタイトルからAmazonへ移動します。

飼い主はなつかない
2010年9月25日発行  キャラ文庫 雑誌掲載+書き下ろし イラスト:高星麻子
他人の「色」が見える夏生は、ハツカネズミを話し相手に暮らしている社会人失格寸前の大人。人付き合いがまともにできない彼はある日、「特別な色」をした作倉哲志と出会う。年下の彼もまた夏生とは別の形で孤独な人だった。
面倒見のいいわんこ×面倒くさがりのにゃんこの年下攻、おとぎ話的なラブを目指してみました。

好きで子供なわけじゃない
2010年1月27日発行  キャラ文庫 書き下ろし イラスト:山本小鉄子
小さい頃から好きだった隣のお兄さん・剣介の部屋で暮らすことになった高校生の広野。
無言電話に怯え、盲目的に剣介を恋い慕う広野には、実は忘れていた忌まわしい過去がある……。
歳の離れた幼なじみと密室で深まっていく恋と性は、本当は幼い日にはじまった運命の恋だった。という話です。

小説家は誓約する (小説家は懺悔する3)
2009年9月26日発行  キャラ文庫 雑誌掲載+書き下ろし イラスト:高久尚子
『小説家は束縛する』、続編。ベストセラー作家の佐々原脩司(30)×料理人の松永律(25)。
脩司の新作が酷評され、自分の存在が作家としての彼を変えてしまうことに戸惑う律。それでも律を甘やかす脩司。
過去の傷を抱えて出会った二人が、自分たちの恋にひとつの答えを見付けるまでの物語、完結編です。

 憂鬱な彼と無敵のロマンチスト
2008年11月22日発行  プリズム文庫 書き下ろし イラスト:桜井りょう
「恋をした相手が必ず不幸になる」というジンクス持ちの翻訳家・相田(30)と、本気の恋愛をしない彼と3年にわたって体だけの関係を続けている古生物学者志望の羽川(28)。
別れた男につきまとわれる相田が、絶望的な状況で見付けた希望とは……という話です。多少暴力などもあり。
ポジティブで生意気な年下攻×ネガティブで口の悪い淫乱受。だと思います。

年下の彼氏
2008年5月27日発行  キャラ文庫 書き下ろし イラスト:穂波ゆきね
「俺の彼氏になってください」――塾講師の石田楓(27歳)は、片思いをしていた7歳年下の大学生・鴻島涼平に告白される。
幼い頃に両親を失った楓は、いつか終わりが来る幸福な時間に怯えていて、恋が深まる分だけ悲しみが大きくなってしまう。
そんなとき、楓の高校時代の元カレが現れ……という、人生二度目の青春とか、家族と恋人への愛とかの話です。

ケモノの季節
2007年8月25日発行  キャラ文庫 書き下ろし ■イラスト: 汞りょう
高校一年、同級生。育った環境の違う子供たち。
何不自由なく育ったおかげで人生に退屈している、櫟井真悟。金髪にだらしない服装で周囲から浮いている、唯浜徹。
『本当は自分に足りないものがある、それが何かわからなくて苛々する』……けっこう青春小説かもしれません。

セックスフレンド
2007年2月27日発行  キャラ文庫  イラスト:水名瀬雅良
大学二年、19歳、同級生、雑誌モデル×元陸上部。
主人公はバーでアルバイトをしている、無感動な、淡々とした性格の見崎史紀。ある夜から同じ学校の鷹巣広青が部屋に居着くようになり、彼のキスや愛撫で「感情」の所在に気付きはじめる。という思春期成長もの、でしょうか。

本番開始5秒前
2006年10月27日発行  キャラ文庫 書き下ろし  イラスト:新藤まゆり
地方テレビ番組制作会社の話、ディレクター×素人の構成作家。
就職活動に失敗して郷里に戻った芳野幸也(22)は知人に押し付けられて構成作家のバイトをはじめる。誰にでもあるという人生の「モテ期」(三角関係未満)と、社会人になる不安や希望みたいなものを書いてみました。

小説家は束縛する (小説家は懺悔する2
2005年12月17日発行  キャラ文庫 書き下ろし  イラスト:高久尚子
『小説家は懺悔する』、続編。
小説家である恋人・佐々原脩司との甘くて平穏な日々にふと違和感を覚え始めた元コックの松永律。
このままの毎日でいいのかと迷っているとき、「昔の男」で現役シェフの土屋と遭遇し…。という感じの話です。

夏休みには遅すぎる
2005年10月27日発行  キャラ文庫 書き下ろし  イラスト:山田ユギ
大学時代の後輩×先輩。
普通のサラリーマンとしての毎日に違和感を感じ、ゲイである自分に多少の負い目も感じている森野覚。
ある日突然彼の前に、かつての片思いの相手だった後輩の倉島旬滋が現れ、覚を「遠いところ」に連れていってしまう。

小説家は懺悔する
2005年3月27日発行  キャラ文庫 書き下ろし  イラスト 高久尚子
不機嫌な小説家×元コックのハウスキーパー。
男に捨てられた傷を持て余すゲイの青年と、過去の傷に耽溺している作家の話。


■ 2004年まで

タイトル 発行年月日  レーベル  イラスト(敬称略)
のらいぬ 2004年9月発行  SHYノベルズ 書き下ろし  イラスト 石原理
 高校生、喧嘩とセックスと病んだ母親、福井弁。BLというよりオリジナルjune寄りです(ラブが行方不明気味)。
夏の雨と天使の庭 2004年8月15日発行  ラキアノベルズ 書き下ろし  イラスト 金ひかる
 気の大きいお兄さん×心優しい天涯孤独の青年
こぼれそうなハニー 2003年 4月15日発行  ラキアS-EXノベルズ 書き下ろし  イラスト 桃山恵
 『溺れる体温』の脇役、仁科刑事×頭の可愛いわんこ。
いいから黙って愛されな 2002年12月1日発行  角川ルビー文庫 書き下ろし  イラスト 金ひかる
 『好きって100回言ってみな』、続編。
熱病の花 2002年10月15日発行  ラキアS-EXノベルズ 書き下ろし  イラスト 桃山恵
 『溺れる体温』、続編。
溺れる体温 2002年6月15日発行  ラキアS-EXノベルズ 書き下ろし  イラスト 桃山恵
 年下で料理上手なわんこ×生真面目な新聞記者。「過去の事件」が出てきますがサスペンスではありません。
好きって100回言ってみな 2002年 5月1日発行  角川ルビー文庫 書き下ろし  イラスト 金ひかる
 天才パティシエ(無精髭で偉そうなおっさん)×顔が可愛いだけが取り柄のぼんやりした高校生。
天国みたいなキスをして 2001年 2月1日発行  角川ルビー文庫 書き下ろし  イラスト やしきゆかり
 大学生×パティシエ。地方の話です。
純情サバイバル 1999年11月1日発行  角川ルビー文庫  イラスト 蔵王大志
 先輩×後輩の高校生もの。




2010.09. kugatsu